第二新卒は転職が成功しやすい年代なのは事実ですが、失敗する人も少なくありません。
先行き不透明な時代に狭き門をくぐりぬけて成功させるためには、過去の成功例を通して転職活動のポイントを掴んでおくことが大切です。
この記事では、成功例を5つご紹介。それぞれなぜ成功したといえるのかのポイントも解説しています。最後までよく読んで、この記事で学んだことを実践して転職成功率を高めましょう。
まずは、第二新卒が転職を成功させるポイントを列挙します。
できることなら、これらのポイントを全て実践するようにしてください。では、具体的にはどう実践したらよいのでしょうか?成功事例を通して解説しますので、ぜひ読み進めてみてください。
第二新卒とは「大学卒業後に入社した会社から、就業3年以内」の期間のことを指しますが、他の年代と比較すると転職先の選択肢が非常に幅広く、転職を考えるには絶好の機会と言われています。
実際、私自身も第二新卒転職を以下3つの理由からおすすめしています。
それぞれ具体的に解説していきます。
第二新卒は新卒の時に入社できなかった有名大手企業に転職できる大きなチャンスです。
実際、製造業やIT業界などの有名大手企業は、スキルある第二新卒を積極的に採用する動きを見せています。
たとえば大手電機メーカーである富士通は第二新卒枠を用意しており、採用に積極的なことが分かります。
ここで、実際に有名大手企業に入社された方の口コミをみてみましょう。
新卒の時はいわゆる学歴フィルターに引っかかり、大手企業には一つも受かりませんでした。
しかし大手企業への入社を諦めきれず、業界最大手の企業が中途で大量採用を行なっていると聞いたので応募してみました。
そしたらなんと、2年半やってきた業務内容を面接で高く評価してもらい、新卒の時には考えられなかったような大手企業に入社ができました。
真面目に2年半仕事を行ってきて本当に良かったです。
第二新卒転職、一度は考えてみることをおすすめします。
このように新卒入社できなかった大手企業に、第二新卒採用枠で入社された方は数多くいます。
大手企業に入社したいと考えている方は、第二新卒の時期に転職を検討してみると良いでしょう。
一般的に第二新卒は社会人基礎礎力さえ身についていれば、未経験職種へのチャンレンジはしやすいです。
なぜなら、第二新卒採用では、スキル・経験よりも、ポテンシャルが重視される傾向にあるからです。
これに対して20代後半になってくると「即戦力」であることが求められるので、未経験の業種や職種への転職は難しくなってきます。
そのため、未経験の業種・職種にチャレンジしたいのであれば、ぜひ第二新卒の期間で動いておくことをおすすめします。
このチャンスを逃すと、以下の方のように転職しなかったことを後悔する恐れがあります。
私は営業職でしたが、広報の仕事をしたいと社会人2年目からずっと考えていました。
何度も会社には広報をしたいと伝えてきましたが、広報部の人員などの関係でかなわず、これからも実現しそうにありません。
そのため30代になってようやく転職活動を初めてみましたが、未経験の30代を広報として受け入れてくれる会社はほとんどなく、収入をガクッと落として転職するか、このまま我慢して営業を続けるしかありません。
20代の頃もっと真剣に転職活動をしていればと日々後悔しています。
年齢を重ねた際に後悔をしないためにも、もし希望の仕事があるのであれば今のうちから積極的に転職活動を行うことをおすすめします。
第二新卒は他の年代と比べて即戦力活躍のプレッシャーは低いため、転職先での精神的負荷が少なくて済みます。
実際、以下の口コミにあるように、仕事に慣れるまで職場から育成サポートを受けられることも多いです
私は販売職でしたが、ふとしたきっかけでエンジニア職としての挑戦をしたいと思うようになりました。
転職エージェントに相談した所、第二新卒での転職を逃すと採用難易度が高まるので動くなら今、と伺い、実際に転職活動を行いました。
その中でとある企業様から内定を頂いて転職したのですが、入社後の研修が手厚いのと、質問したら皆さんが答えて下さるので、無理なく楽しく働けています!
未経験転職は景気の影響を受けやすいと聞きますし、転職できる機会を逸しないことが大切だなと思いました。
これが他の年代になると即戦力活躍が求められるため、入社早々から成果を出せないと上司から厳しく詰められるようになっていきます。
年齢を重ねる毎に転職先での成果に対するプレッシャーは高まっていくため、未経験からチャレンジしたい仕事がある方は早めに動き出すことをおすすめします。
ここでは、第二新卒の転職に失敗して早期退職しやすい人の特徴を3つご紹介します。
以下のうちいずれかに当てはまる場合は一度現職で仕事に精進する、という選択肢も検討することをおすすめします
それぞれ詳しく解説します。
自身のなりたい姿が言語化しないまま目の前の不満から逃れるためだけに転職すると、転職先で同じように不満を抱えて早期退職につながることも多いです。
特に「仕事内容が合わない」「職場に苦手な人がいる」といった表層的な理由だけで転職を決断しようとされている方は要注意です。
まず前提として転職は魔法の杖ではないため、転職したからといって100%自分の理想通りに事が進むことは絶対に有り得ません。
ここで自身のなりたい姿が言語化できていないと、現職と同様苦労する状況に陥った際に、逃げ出すように2度目の転職に走ってしまう可能性があります。
なお、転職回数が増えれば増えるほど、以下のグラフのように転職成功率がどんどん下がっていくといった統計データも出ています。
第二新卒で新たな環境にチャレンジすることは非常に良いことなのですが、必ず長期的な視点で将来像を考えることも意識するようにしてください。
将来像を考える上で、まず以下ポイントを具体化しておきましょう。
その上で転職先に求める条件については、必ず優先順位をつけてください。
なぜなら、「全ての条件をMAXで満たす最高の転職先というのは存在しない」という前提で、いくつかの会社から1社を選ぶという「あなたの人生における重要な意思決定」をより合理的なものにするためには、判断軸の明瞭化が必要不可欠だからです。
例えば、フィーリングや人間への魅力に始まり、仕事のワクワク感や年収だけで決めてしまうと、そのときは深く考えていなかった他の要素(例えば、なかなか活躍できず評価がもらえない..など)によって、転職後に後悔をしてしまう可能性があります。
そのため、例えば以下のように、転職先企業の検討については丁寧にやることをおすすめします。
| 社名 | やりたい仕事 | 活躍の確度 | 社風の相性 | 年収 | 企業ブランド |
| A社 | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
| B社 | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ |
| C社 | ◯ | ◎ | ◯ | △ | ◯ |
※もっと丁寧にやるなら、軸に重要度を付けて、◎〇△でなく点数による定量評価をして総合評価する方法があります。
「社会人基礎力」の多くが身に付いていない場合、内定を獲得できなかったり、入社先で企業が求める仕事水準との間で乖離が生じ、転職を後悔する恐れがあります。
なお、社会人基礎力とは経済産業省が提唱している以下能力のことを指します。
考え抜く力(シンキング)
チームで働く力(チームワーク)
前に踏み出す力(アクション)
まずは上記の「社会人基礎力」の項目をひとつずつチェックしていき、自身にこれらの能力が身に付いているかどうかを確認してみましょう。
もし身についていない能力が多いと感じた場合、不足している能力を現職で習得していくことをおすすめします。
ストレス耐性が低い人は、転職後困難な状況に陥った際に会社や人のせいにして早期退職をしてしまうことも多いです。
特に、前職の退職理由(またはこれから退職する理由)を100%会社や人のせいにする人は要注意です。
上記に当てはまる方はぜひ一度負の感情と真摯に向き合い、自身のストレスを上手く解消・発散する努力を行ってみてください。
もちろん必要以上に耐え忍ぶことはおすすめしませんが、ここで一度立ち止まって自身のストレスと向き合うことで本当に転職してまで解決すべき問題なのか否かがが分かります。
第二新卒転職で絶対に失敗をしない、と肝に命じて慎重に意思決定をしていきましょう。
2章では転職に失敗しやすい人の特徴を3つご紹介してきましたが、もしこれらの特徴に当てはまらない場合は積極的に第二新卒転職を行うことをおすすめします。
第二新卒という絶好のチャンスをものにできるよう、引き続き当記事を読み進めることをおすすめします。
次章では第二新卒転職を成功させるためのポイントをご説明していきます。
転職活動においてまず始めに行うべきことは、転職の全体像を理解してスケジュールを立てることです。
なぜなら、これを行うことで以下3点のメリットがあるからです。
以下の図を参考に、転職を完了させたい時期(例えば、今年の◯月中などおよその時期)から、逆算方式でスケジュールを立てていきましょう。